
大事な家族であるトイプードルとは少しでも長い間一緒の時間を過ごしたいと思うのは全飼い主や家族の願いでもあります。
ただ、願っているだけではずっと一緒の時間を過ごす事はできませんが、現在は長生きする為の秘訣がいくつかあります。
今回は、トイプードルの長生きの秘訣やギネスに記載されている最高齢の犬について紹介していきたいと思います。
犬の平均寿命
犬の平均寿命は約13歳齢ほどといわれています。
犬はチワワのような超小型犬からグレート・デーンのような超大型犬まで様々な大きさの犬種が存在している為に、寿命は犬種や大きさによって変わってきます。
一般的に超大型犬ほど短命で、超小型犬ほど長寿といわれています。
トイプードルの平均寿命
トイプードルの平均寿命は15~18歳齢ほどで、小型犬や超小型犬の中でも長寿といえます。
また、食餌の質の向上や獣医療の発展によってかつてに比べると犬自体も長生きになってきています。
トイプードルも飼育の方法や健康管理などによっては20歳齢を越える事も珍しくはありません。
ギネスに記載されている最高齢記録
現在、ギネスに記載されている犬の最高齢はイギリスで生活していたラブラドール・レトリーバーのBellaで、29年193日生存しました。
ラブラドール・レトリーバーの平均寿命は10~12年といわれているので、平均寿命の約3倍活きたという事になります。
プードルではアメリカで生活していたLadyで28年218日生存していたという記録が残っていて、ギネスに記載されている犬ではNo.4に位置しています。
また、日本で生活していた犬でギネスに記載されている犬はミックス犬のプースケで26年248日生存していたというのが最高齢です。
ギネスに記載されていない世界最高齢犬
ギネスには記載されている犬は30年という壁を越えた犬は存在していませんが、実際には30年を越えたといわれる犬は存在しています。
オーストラリアで生活していたオーストラリアン・ケルピーのマギーは30年を越えた世界最高齢犬です。
マギーがギネスに記載されていない理由はマギーの出生に関する記録が紛失していて、はっきりと30年生きたという証明ができないためです。
トイプードルを長生きさせるには
トイプードルを長生きさせるにはどういった事が必要なのでしょうか?
これから紹介する長生きの秘訣を実践すれば、100%長生きするというわけではないですが、トイプードルと少しでも一緒の時を過ごす為には必要な事ばかりです。
人の食事を与えない
犬と人は全く違う動物です。
犬は肉食動物で、人は雑食動物に分類されます。分類が違うという事は食べるものも違ってきます。
人の場合は肉も食べますが、野菜やフルーツ、穀物を豊富に食べます。ただ、犬は基本的に肉を食べる事に適した体のつくりをしているので、大量に野菜やフルーツ、穀物などを食べる事には不向きです。
また、人の食事は味付けが濃すぎる事も問題です。人の食事は濃すぎるので、人の食事をするとドッグフードを食べなくなってしまいます。
さらに、人の食事は人用に作られているので、犬が食べると塩分などの栄養を取り過ぎてしまいます。
なので、トイプードルを長生きさせるには人の食事を与えるのではなく、ドッグフードなどバランスの良い食餌を与えるようにしましょう。
十分な運動
室内飼育のトイプードルでも運動は必要不可欠です。
太陽の光を浴びたり、室内では解消されないストレスの解消も大切な運動の理由ですが、脳を刺激する事も大切な理由です。
現在、犬の長寿化によってかつてはないといわれていた認知症が認められるようになっています。認知症は脳の疾患で発症すれば完治する事はできませんが、予防はできます。
それが脳を刺激する事です。毎日の散歩や遠出をしたり、ドッグランに連れて行ったりする事で、いつもとは違う刺激を脳に与える事で認知症を予防する事ができます。
遠出をしたり、ドッグランに連れて行ったりする事ができなくても、毎日の散歩のコースをいつもとは変えるだけでも脳への刺激になります。
去勢、避妊手術を受ける
去勢、避妊手術の目的は望まない仔犬を産まないようにする為ですが、去勢、避妊手術を施す事で特定の疾患を予防する事ができます。
去勢手術の場合は精巣腫瘍、前立線肥大、肛門周囲線種、会陰ヘルニアなどを予防できます。これらの疾患はシニア期に発症しやすく、発症すると大きな手術を施さないといけなくなり、シニア期の犬にとっては大きなストレスをかけてしまう事になります。
避妊手術の場合は乳腺腫瘍・子宮蓄膿症・卵巣腫瘍等の予防になります。
予防できるといっても100%発症しないようにするのではなく、発症しにくくなるというだけですが、去勢であれば精巣、避妊であれば卵巣と子宮を摘出するので、これらに関係する疾患に関しては100%の予防ができます。
定期的な健康診断
トイプードルの長寿の秘訣として大切なのは、健康状態を把握しておくことです。
毎日のスキンシップなどで体中をくまなくチェックしていても見落としてしまう事はあります。
そこで、動物病院で定期的に健康診断を受ける事で、ある程度の愛犬の健康状態を把握できれば、気を付けなければいけない事を把握する事ができます。また、かかりつけの獣医師から注意するべき事も聞く事もできます。
頻度としては成犬であれば1年に1回、シニア期を迎えた犬は1年に2階が理想的です。また、日比のスキンシップで異常があればすぐに動物病院で診察を受けるようにしておくことも大切です。
トイプードルの長寿の秘訣のまとめ
トイプードルと少しでも長い時間を過ごすには、人と同じ食事を与えないようにしたり、バランスの良い食餌と適度の運動によって健康的な体型を維持するようにする事が大切です。
また、健康状態を常に把握しておくことで、どの部分に気を配ればいいのかが分かり、健康管理がしやすくなります。
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