トイプードルの子犬はとても繊細で食が細いことがあります。とても知能が高い犬種だからこそ、環境の変化、親犬からの自立、ペットショップという環境に馴染むまでに時間がかかるためです。
この時期、低血糖と呼ばれる命にもかかわる大変危険な問題がどの子犬にもあることをしっかりと把握しておきましょう。

低血糖の原因と症状

低血糖とは、食事から摂取すべき糖分が欠乏することで、体の働きが急速に低下し、麻痺や痙攣、死亡といった問題を起こす大変危険な症状です。
本来であれば、定期的に食事を摂取することで、体を機能させるエネルギーが補給され続けますが、トイプードルは生後半年ほどまではとても食が細く、偏食が目立ち、定期的な食事を怠ることが少なくありません。
どのような理由があるのせよ、食事を抜く、必要量を食べていないという状態が起こると、体がいわゆるガス欠状態になり、機能を停止します。
低血糖の症状は
・手足に力が入らず、歩行がふらつき
・頭を揺らす様に立っている(頭を支えきれない)
・自力で立ち上がることが出来ない
・寝たきりのまま物音に反応しない
・全身の痙攣
・低体温
・脱水症状
などがみられます。
低血糖症が起こりやすいタイミングは
・朝の寝起きのタイミング
・食事の間隔が長く空いた時
に多くみられます。
例えば、晩御飯を夕方に与え、次の食事が翌朝ともなれば、12時間以上も間隔があいてしまい、晩御飯を十分な量で食べていなかった場合、朝までにエネルギー切れを起こしてしまい、血糖値が低下し、低血糖症が起こるという仕組みです。
同様のケースは、仕事のために日中長時間の留守番をさせるという場合にも起こりえます。

子犬の食事は少量、複数回が大原則

犬の食事は朝夕2回のドライフード、日中留守番でOKという生活サイクルが一般常識と考えられていますが、トイプードルにこのような生活が可能になるのは、生後半年、一年を過ぎてからです。
それまでは、食事は少量を複数回に分け与えます。
生後間もない子犬はまだ食欲が不安定で、一度に大量の食事をすることもできません。そのため、一日の必要摂取量のフードを5~8回に小分けにしに与える必要があります。
この5~8回すべてを器に入れ与える方法もあれば、そのうち数回は知育玩具にフードを詰め、遊びながら食べさせるという方法でもよいでしょう。
また食欲が不安定で、なかなか食べ進まない場合は
・粉ミルクを混ぜる
・子犬用ウエットフードを混ぜる
・ささみや魚などを茹で、フードにトッピングをする
・手造りご飯を与える
などの工夫をしてあげましょう。大切なことは、
・毎食完食すること
・食事に関心を持たせること
・食欲を安定させること
です。
仕事や外出の予定があると、なかなか複数回の食事が与えられない場合もあります。このような場合や夜間飼い主が就寝する前は、高カロリー栄養剤のチューブ状製品をトイプードルに与えましょう。
このような製品は、高濃度の糖分が含まれているうえに、ゆっくりと吸収され、血糖値の急激な低下を防ぐ効果があり、大変有効です。

低血糖を起こした場合の応急処置

もし低血糖症を愛犬が起こしていたら、大至急、糖分の補給を行い、低下してしまっている血糖値を回復させることが必要です。
糖分の補給には
・ブドウ糖
・はちみつ
・犬用高カロリー栄養チューブ
・砂糖水
を用います。
犬用製品以外を与える場合は必ず希釈し与えます。
自力で飲み込む力が残っている場合は、そのまま飲ませますが自力での摂取が難しい場合は
・スポイトで与える
・口内に少量を塗り付けなめさせる
・ハンカチやタオルに含ませ、しゃぶらせる
などの方法をとります。
また低血糖と同時に低体温も発症するので、使い捨てカイロ、ペット用ヒーター、タオルなどで保温をし、体温のこれ以上の低下を防ぎます。
軽度な症状で発見が早ければ、糖分を補給していると次第に、症状の回復がみ荒れます。ただしあくまでも一時的な回復なので、愛犬の様子を見ながら食事、糖分の継続的な補給を行い、半日~1日は家族の誰かが常に様子を見てあげる必要があります。
症状が重い、発見が遅かった、糖分を与えても回復をしない、症状が進行し次第に体の力が抜けていく、痙攣がひどくなっている場合には、至急動物病院を受診しましょう。
この時、病院へはすぐさま急患で搬送します。ほんの数分の違いで愛犬の命が左右されるので、早急な対処が必要です。

自宅ケアが出来ない場合は入院も必要

低血糖の症状は、程度の差はあるものの小型犬の子犬であればほぼ数回は起こす問題です。この問題の解消には、安定した食欲と体の成長が必要になります。
ただ食欲が不安定、食が細い場合、たびたび低血糖を起こすことがあり、数時間おきの食事や糖分の補給が必要になります。
このような数時間おきのお世話が難しい場合は、一時的に動物病院へ入院をさせ、体力の回復、脱水症状や低血糖の予防措置を行うことも検討しましょう。

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