普段は元気な愛犬が、突然手足をつっぱったり、白目を剥いたり、体をのけぞらせて泡を吹いたり…

本当にびっくりするでしょう。

どうしていいかわからずパニックになったり、おろおろしたりしてしまうのは犬を愛していれば当然の事です。

でも、どうか慌てないで。

発作を起こしている犬に刺激を与えず、体がゆるむまで見守ってあげてください。

とはいえ、何も知らずにただ見守るのは心配で仕方ないですよね。

この記事では震えやけいれんの原因や対処を紹介しています。

知識を武器に、愛犬にとってベストな対応をしてあげてください。

この「震えやひきつけ、もしかしててんかん?犬のけいれん原因と対処」の記事では、突然の愛犬の異常からペットを守る知識をご紹介致します。

けいれん、ふるえとは

動物のからだの動きは、骨格についている筋肉が脳や脊髄からの命令を受けて収縮したり弛緩することにより起こります。

旋回運動(大きく回る運動)、前進や後進運動、回転運動(尾を掴むように頭を尾の先にもっていき、くるくる回る運動。ダニがつくとかゆさでくるくる回る)などのさまざまな運動の組み合わせにより、じゃれたり歩いたり、食事したりできるのです。

ところが、何らかの原因で筋肉が緊張して脳や脊髄からのコントロールを受けられず、反射抑制路が中断され、筋肉の緊張が亢進することがあります。

これをけいれんと言います。

けいれんは神経性、特に脳や脊髄に関係しており、後日重篤な症状を起こすことが多いので、けいれんがみられたらただちに緊急の処置をほどこした後、すぐ病院に連れていき、けいれんの原因を調べてもらう必要があります。

けいれんにはいくつかの型があり、それぞれ対処の仕方が異なります。

けいれんが急速に反復する

筋肉の収縮と弛緩とが、一定の短い間隔で、急速に反復するけいれん状態で、間代性けいれんと言います。

毒物のストリキニーネによる中毒は、よく知られた代表的なものです。

ただちに病院での診察が必要です。

全身が振り子のように激しくけいれんする

間代性けいれんの高度なもので、全身が振り子のように激しくけいれんする状態で、全身けいれんと言います。有毒植物のトリカブトや、フグ毒、あるいは胃破裂時などに顕著な症状です。すぐに病院へ連れて行ってください。

全身がけいれんし、持続する

けいれんが全身に現れ、それが持続する状態で、強直性けいれんといいますが、一般には単に強直と呼んでいます。

強直には、食物を噛むための筋肉である咬筋を支配している三叉神経が異常をきたして咬筋がけいれんを起こす牙関緊急、背中を湾曲させることなく高度のけいれんを起こす直立強直、左右の頸部(首部)の筋肉と背中の筋肉が強直性けいれんを起こし、同時に頭を背中側(後方)へ大きく湾曲させる後弓反張の3つの型が良く知られています。

これらは破傷風、中毒、てんかんおよび脳膜炎などで見られる症状です。

4分5分と続くなら、かかりつけの獣医に連絡し受診してください。

眼球が一定間隔でけいれんする

目を動かす筋肉(動眼筋)に短い一定間隔のけいれん(間代性けいれん)が起きる状態で、多くは水平方向へ向けけいれんしますが、時には垂直または回転上に現れることもあります。

主に脳炎やてんかん、麻酔薬による副作用、ある種の寄生虫が脳や脊髄に寄生した場合にみられます。

反射的にけいれんする

ある器官や臓器を強く刺激することにより、反射的に起こるけいれん(反射性けいれん)です。

例えば手術時の疼痛、急激に目に強い光を照射したとき、抜糸の操作時、胃けいれん、胆石による発作時のせん痛、あるいは殺虫剤による中毒などの場合に見られます。

てんかんを起こす

てんかんは動物においてもみられ、症状は人間の場合とほとんど同じです。

全身のけいれんが持続する(強直性けいれん)か、短い一定間隔でけいれんし(間代性けいれん)、同時に知覚と意識の消失をきたす状態をいいます。

てんかんは大脳に病的な変化はほとんどみられず、特に犬の場合はまだよく解明されていないのが現状です。

ただし、病候性てんかんといって、大脳皮質が病気により変化を起こし、その結果てんかんがみられる場合があります。

このような状態をてんかん様発作、または大脳皮質性てんかんともいいます。

これらのてんかんは脳炎、ジステンパーおよび尿毒症などにみられる症状です。

発作時には強い強直性のけいれん、散瞳、よだれおよび意識の消失が起こります。

チック

胴体や四肢の筋肉に間欠的に収縮性のけいれんを起こすものをチックと言います。

ジステンパーの末期症状としてしばしばみられます。

強いけいれんやひきつけを起こしたときの対処法

発作が起きると不安で取り乱しがちですが、発作を起こしている犬に刺激は禁物です。

まずは落ち着いて、発作が続く時間を測りましょう。

大体2分以内に体はゆるんできますが、4分5分と続くなら、かかりつけの獣医に連絡してください。

舌を噛んだり飲んだりする事はほとんどないので、飼い主もケガをしないよう、口には触れないようにします。

音の出るものはスイッチを切り、周りを暗くしてあげ、刺激を減らして発作が落ち着くのを待ちます。

この時、触ったり抱いたり、声を掛けたりすることも刺激になりますので避けてあげてください。

落ち着いてから一時的にふらふらしたり、元気がないことがありますが、その状態が長く続くようなら獣医の診察を受けましょう。

▼参考記事▼
てんかんの原因・症状・治療

トイプードルのかかりやすい病気

犬の健康の守り方と、失敗しない動物病院の選び方

おわりに

愛犬のけいれんやひきつけを目の当たりにした時、それがなぜ起きているのか、どういう原因の可能性があるのかを知らないと、不安でパニックを起こしがちです。

そうならないためにも原因を理解しておき、いざという時を乗り切れる飼い主として愛犬を守ってあげてくださいね。

【注目記事】ナチュロルとモグワン!値段や成分や口コミを徹底比較します!

大切な愛犬が「もしも」の病気にかかったら、どうしますか?

いつも家族やアナタを癒してくれる愛犬…。

でも、そんな大切な愛犬がもしもの病気にかかったらどうしますか?

ペットには公的な健康保険などなく、ワンちゃんが病気になった時の入院、手術、医療は100%自己負担です。

愛犬に大きな病気が見つかり何十万円もの費用がかかるとわかり途方に暮れる前に、獣医師が作ったペットの為の医療保険「ペット保険のペッツベスト」をお試し下さい。

ペット保険ランキング4年連続1位。まずは簡単お見積もり無料でお試しください。

おすすめの記事